散歩中の「拾い食い」、軽く見てはいけない理由
犬が散歩中に落ちている食べ物やゴミを口にしようとする行動は、とてもよくある悩みです。しかし、これを放置すると深刻な事故や病気につながる危険性があります。
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玉ねぎやチョコレートなど中毒物質
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道端の薬品や農薬がついた草
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鳥やネズミの死骸など感染症のリスク
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串やプラスチック片などの異物
こうしたものを誤って食べてしまうと、命に関わるケースも珍しくありません。だからこそ、拾い食い防止は早めに取り組むべきしつけのひとつなのです。
犬が拾い食いをする主な理由
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本能的な探索行動
犬は鼻を使って世界を知る生き物。匂いを嗅ぎ、口に入れて確かめるのは自然な行動です。 -
食欲や好奇心の強さ
空腹時や退屈しているときは特に拾い食いが増えやすいです。 -
過去の学習
拾ったものが美味しかった経験があると、「落ちているもの=良いもの」と学習してしまいます。
拾い食いを防ぐための実践ステップ
1. 「ちょうだい」「離せ」を教える
室内でおもちゃを使い、口にくわえたら「ちょうだい」と言って交換する練習を繰り返します。おやつと交換する形で成功体験を積ませると、外でも指示に従いやすくなります。
2. 散歩中はリードを短めに
特にゴミが多いエリアでは、リードを短めにして犬が地面のものに口をつける前に制御できるようにします。伸縮リードは拾い食い防止には不向きです。
3. 「ツイテ」の練習を取り入れる
飼い主の横について歩く習慣を作ると、落ちているものに気づいても制御しやすくなります。定期的に「ツイテ」で褒め、おやつを与えることで歩行習慣を整えましょう。
4. 口輪やマズルガードを活用
どうしても拾い食いがひどく命に関わる危険がある場合は、口輪を一時的に活用する方法もあります。無理やりではなく、慣らしながら使うことが大切です。
飼い主の意識がカギになる
拾い食いを「癖だから仕方ない」と諦めてしまうと危険です。犬が何かを口にする前に気づく観察力、正しいトレーニング、そして「無理に叱らない」冷静さが大切です。叱るよりも「やめたら褒める」ことで学習効果は高まります。
まとめ
犬の拾い食いは、単なる困った行動ではなく命に関わるリスクがあります。
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本能や過去の経験から拾い食いは起こる
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「ちょうだい」「離せ」などのコマンドで制御する
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散歩中はリードワークで先回りする
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必要に応じて口輪を活用する
これらを組み合わせて取り組むことで、少しずつ改善していきます。
犬の拾い食いの危険や防止でお困りの方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!