愛犬の健康を守りたいあなたへ:ドッグフードは「無添加」が本当に正解?

「市販のドッグフードに何が入っているか、ちょっと不安…」
「添加物って犬にも悪いの?手作りにすべき?」
「“無添加”と書かれているけど、どこまで信用していいの?」

犬を家族として迎え入れた飼い主にとって、「どんな食事を与えるか」は大きなテーマです。特に最近では「無添加ドッグフード」に関心が高まり、「愛犬に少しでも体に良いものを」と考える方が増えています。

今回は、ドッグトレーナー歴15年以上の専門的視点から、「無添加ドッグフードの本当のメリットと注意点」について、しっかり掘り下げて解説します。


無添加ドッグフードとは? その定義、実は曖昧です

まず最初に知っておいていただきたいのは、「無添加」という言葉に法的な定義はないということ。
パッケージに「無添加」と書かれていても、実際には“ある種の添加物”が使われていることも珍しくありません。

では、どんなものが「添加物」とされるのでしょうか。

  • 酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシキンなど)

  • 合成保存料(ソルビン酸など)

  • 着色料(赤色○号、青色○号など)

  • 香料(合成香料やフレーバーオイル)

「無添加」とは、こうした**“人工的な化学合成物質”を使用していない**ことを指すのが一般的です。ただし、「天然添加物(ビタミンEなど)」は含まれていても“無添加”と表記されることもあるため、裏面の原材料をチェックする習慣が非常に重要です。


無添加ドッグフードのメリット

1. 消化器への負担が少ない

添加物の多くは、犬の体にとって「異物」です。特に腸内環境が未発達な子犬や、シニア期で消化力が落ちてきた犬には、できるだけ余分な負担をかけたくないもの。

無添加のフードは、素材本来の力を活かして作られているため、下痢や便の不調を起こしにくく、穏やかに消化されやすいという特長があります。

2. 長期的に見た健康リスクの軽減

一度に食べる量が少なくても、添加物を毎日体に取り込むと、長期間で少しずつダメージが蓄積されることがあります。
肝臓や腎臓に負担がかかったり、アレルギー体質を助長したりする可能性が指摘されるケースも。

もちろん全ての添加物が即「害」というわけではありませんが、リスクを下げたいなら無添加を選ぶ価値は十分にあります

3. アレルギー反応の原因物質を減らせる

人工香料や着色料は、犬の皮膚炎や涙やけ、痒み、耳のトラブルなどのアレルギー症状を引き起こす引き金になることもあります。

無添加フードは、原材料がシンプルで分かりやすいため、アレルゲンの特定もしやすく、除去食にも向いています。


無添加=安全、ではない? 気をつけたい落とし穴

「無添加ならどれでもOK!」と思ってしまいがちですが、実はそう単純ではありません。

1. 原材料の品質が悪いままでは意味がない

例えば、無添加と書かれていても、肉副産物(ミートミール、チキンミールなど)を多く使っていたり、原材料の出所が不明確なものは要注意。
添加物がなくても、そもそも食材が粗悪であれば、体に良いフードとは言えません。

信頼できるブランドは、「人が食べられる品質の原料(ヒューマングレード)」を使っていることが多いので、ぜひここもチェックしてみてください。

2. 開封後の保存に注意が必要

保存料が使われていないということは、フードが傷みやすくなるということでもあります。
特に高温多湿の日本では、酸化やカビのリスクが高いため、次のような工夫が必要です:

  • 開封後は1ヶ月以内に使い切る

  • 密閉容器に移し、冷暗所で保管

  • 複数袋のセットなら、開封時期をずらす

愛犬の健康のために選んだフードが、保管方法で逆効果になることのないようにしましょう。


無添加ドッグフードはどんな犬に向いている?

実は、すべての犬に無添加が「絶対」ではありません。ただ、以下のような愛犬には特におすすめできます:

  • 食物アレルギーや皮膚トラブルがある

  • 下痢や嘔吐、便の不調が出やすい

  • 子犬やシニア犬など、内臓がデリケート

  • 長期的な健康維持を重視したい

  • 信頼できる食材を与えたいと考えている

いずれにしても、「愛犬に何を食べさせているか」を把握できることが、無添加フードの一番のメリットです。


無添加ドッグフードの選び方:チェックすべき5つのポイント

  1. 原材料の表示が明確か(〇〇肉、〇〇米、など具体的な表記)

  2. 副産物や不明瞭なタンパク源を使っていないか

  3. 保存料、香料、着色料などの記載がないか

  4. 賞味期限が短め=余計な保存料を使っていない証拠

  5. 製造元や会社の理念に透明性があるか


まとめ:無添加フードは「愛犬との暮らしを大切にしたい」気持ちのあらわれ

無添加ドッグフードを選ぶということは、単なる健康志向ではなく、「この子ともっと長く、元気に暮らしたい」想いの現れだと私は思います。

だからこそ、選ぶときは表面の言葉にとらわれず、しっかりと中身を見て判断することが何より大切です。

少し手間はかかるかもしれません。でもその積み重ねが、愛犬とのかけがえのない日々を守る大きな力になるはずです。


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訓 練:E0202047
登録年月日 平成28年4月6日
有効期限  令和8年4月5日