車が苦手な犬は珍しくない
「動物病院に連れて行きたいのに車に乗らない」
「無理に乗せるとブルブル震えて吠える」
「過去に吐いたことがあって、それ以来拒否する」
こうした相談はとても多いです。車に乗るのを嫌がる犬は少なくありません。ですが、病院やトリミング、旅行や引っ越しなど、車に慣れていないと困る場面は必ず出てきます。だからこそ“車=安心できるもの”と犬に学習させていくことが大切です。
犬が車を怖がる主な理由
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過去の嫌な経験
車に乗ったときに吐いた、病院に連れて行かれて痛い思いをしたなど、ネガティブな記憶が残っている。 -
車酔い
平衡感覚が未発達な子犬や、小型犬に多い。吐き気や不快感がトラウマになり「乗りたくない」と拒否する。 -
音や振動が苦手
エンジン音や走行中の振動は犬にとって強い刺激。慣れていないと「恐怖」と感じやすい。 -
急な環境変化
普段と違う空間に突然閉じ込められることで、不安を強める。
車嫌いを克服するステップトレーニング
ステップ1:車に近づくだけで褒める
最初はエンジンをかけず、車の近くまで行けたらご褒美を与えます。「車=怖いもの」ではなく「いいことが起きる場所」と認識させることから始めましょう。
ステップ2:車内に入る練習
ドアを開けて、車の中におやつやお気に入りの毛布を置き、犬が自分から入れるようにします。短時間入ってすぐに降りてもOK。無理に扉を閉めないことがポイントです。
ステップ3:エンジン音に慣れる
犬が落ち着いて車内に入れるようになったら、エンジンをかけて数分座ってみましょう。揺れや走行はせず、音だけに慣らします。落ち着けたらすぐに褒めて終了。
ステップ4:ごく短い距離を移動
最初は自宅周辺を数分走るだけで十分。短時間で成功体験を積み重ね、「車=怖くない」と教えていきます。
車酔い対策も忘れずに
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食事は乗車2時間前までに済ませる
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窓を少し開けて換気する
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後部座席で安定したクレートに入れる
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滑らないマットや安心できる毛布を敷く
これらを工夫するだけでも酔いのリスクは大きく下がります。
病院=嫌な場所 にならない工夫
「車=病院=怖い」という三段階の嫌な連想ができてしまうケースは多いです。
病院に用がない日でも、診察時間外に入口まで行ってご褒美をあげる、車に乗って近所の公園へ行くなど、「楽しい目的地」へ連れて行く経験を増やすことが効果的です。
まとめ
犬が車を嫌がるのは、過去の嫌な経験や車酔い、環境への不安が原因であることがほとんどです。無理やり乗せるのではなく、少しずつ慣らし、成功体験を積ませることが解決への近道になります。
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車の近くに行くだけで褒める
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車内を安心できる空間にする
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短時間から移動を始める
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酔いにくい工夫を取り入れる
こうした積み重ねで「車=安心・楽しい」と学習できれば、病院への移動もスムーズに行えるようになります。
犬が車に乗るのを拒否して病院に行けず困っている方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!