「寒いのに服を嫌がる…」そんな犬への上手な向き合い方

服が嫌いな犬は意外と多い

冬の寒さが厳しい時期、小型犬やシニア犬は特に防寒が必要になります。
ところが、いざ服を着せようとすると嫌がって逃げたり固まったりする子は少なくありません。飼い主からすると「寒いから体のために着てほしいのに…」と悩んでしまうものです。

実は犬にとって“服”は本来自然界には存在しない異物であり、違和感を覚えるのはごく自然な反応なのです。


犬が服を嫌がる主な理由

  1. 着脱のときの不快感
     頭や足を通す瞬間に引っかかる、圧迫感があると「嫌な経験」として記憶されます。

  2. サイズや素材が合っていない
     きつすぎる、動きにくい、静電気が起きるなど、物理的な不快感も拒否の原因です。

  3. 過去の嫌な経験
     服を着たときに叱られたり、病院に連れていかれたりした記憶と結びついているケースもあります。


寒いのに服を着てくれない時の工夫

段階的な慣らし方

いきなり着せようとせず、まずは服を見せるだけでおやつをあげる → 軽く体に触れさせる → 数秒だけ着せてすぐ脱がせて褒める、と少しずつ「服=いいこと」と結びつけます。

動きやすい服を選ぶ

タイトすぎない伸縮性のある素材、面ファスナーで留めるだけなど“簡単に着られる服”がおすすめです。特に小型犬には軽く柔らかい素材が適しています。

防寒は服だけじゃない

どうしても服を着られない子は、代わりに次のような工夫でも寒さを和らげられます。

  • 散歩の時間を短くしてこまめに行く

  • 抱っこバッグやブランケットを併用する

  • 室内の寝床を毛布や湯たんぽで暖かくする


飼い主の気持ちを落ち着けることも大切

「着てくれないと体が冷えるのでは」と不安になる気持ちは自然ですが、飼い主の焦りや強引な対応は逆効果になります。
無理強いをせず、少しずつ犬のペースで慣れさせることが、長い目で見ればもっとも効率的な方法です。


まとめ

服を嫌がる犬は珍しくありません。大切なのは「なぜ嫌がっているのか」を理解し、少しずつ慣れさせる工夫をすること。そしてどうしても服が無理な場合は、室内の環境改善や散歩時間の調整で防寒を補う方法もあることを忘れないでください。


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訓 練:E0202047
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有効期限  令和8年4月5日