犬の散歩中に他犬に吠えられて怖がるときの向き合い方

「散歩に行くのが憂うつ…」そんな気持ちになっていませんか?

せっかく楽しいはずの散歩なのに、他の犬に出会った途端に相手から吠えられ、愛犬がびくっとしてしっぽを巻いたり、足を止めてしまったり…。飼い主としては「どうしてうちの子ばかり狙われるの?」「怖がりが悪化してしまうのでは?」と心配になるものです。
実はこの悩みは、都心の住宅街や公園で特に多く寄せられる相談のひとつです。


犬が他犬に吠えられて怖がるのは自然な反応

犬は本来、警戒心を持って行動する動物です。突然吠えられれば、驚いたり怖がったりするのは自然な反応です。特にまだ若い犬や、社会化の経験が少ない犬では「他犬=怖い存在」という学習が起きやすく、これが積み重なると「他犬を見るだけで怖がる」「散歩自体を嫌がる」という状況につながることもあります。


吠えられるときの飼い主の対応で差が出る

犬が吠えられたときに一番大切なのは、飼い主が落ち着いて対応することです。飼い主が慌ててリードを強く引いたり、「大丈夫だから!」と高い声で励ましたりすると、犬はかえって「やっぱり危険なんだ」と感じやすくなります。
冷静に距離をとりながら、穏やかな声で名前を呼び、視線を飼い主に向けさせることが有効です。


怖がり克服のための実践ステップ

1. 距離を取ることから始める

いきなり他犬と近づける必要はありません。相手が見える程度の距離を保ち、吠えられずに通り過ぎられる経験を積むことが第一歩です。

2. 視線を飼い主に戻す練習をする

おやつや好きな言葉で気を引き、他犬ではなく飼い主に注目する練習を繰り返します。これにより「困ったときは飼い主を見る」という習慣がつき、恐怖心を和らげられます。

3. 徐々に距離を縮めていく

慣れてきたら、少しずつ距離を縮め、短時間ならすれ違えるようにしていきます。大事なのは「無理をさせない」こと。怖がる素振りが出たら、すぐに距離を取ってOKです。


他犬に吠えられる原因を知ることも大切

相手の犬が吠える理由はさまざまです。
縄張り意識が強い、社交性が不足している、リードで制限されてストレスを感じている…。つまり「うちの子が嫌われている」わけではなく、相手側の事情であることが多いのです。
そのことを理解しているだけでも、飼い主の不安は少し軽減されるでしょう。


飼い主が自信を持つと、犬も安心できる

犬は飼い主の感情を敏感に読み取ります。飼い主が「怖いな」「また吠えられるかも」と思っていると、それが犬に伝わり、恐怖を強めてしまいます。
「相手は吠えているけど、うちは大丈夫」「私は冷静にコントロールできる」という態度を示すことで、犬は少しずつ安心できるようになります。


まとめ

散歩中に他犬に吠えられて愛犬が怖がるのは、自然でよくあることです。
大切なのは、

  • 相手に無理に近づけない

  • 飼い主が冷静に距離を取る

  • 注目を飼い主に戻す練習をする

という基本を積み重ねること。これにより「吠えられても大丈夫」と犬が学んでいきます。


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有効期限  令和8年4月5日