「うちの子、性格が変わった?」と思う瞬間
1頭飼いのときには見られなかった行動や感情の揺れが、多頭飼いを始めると出てくることがあります。
「前より社交的になった」
「嫉妬心が強くなった」
「急に落ち着いた」
飼い主さんから寄せられる声はさまざまです。これは決して珍しいことではなく、多頭飼いという環境が犬の行動や性格に影響を与えている結果なのです。
多頭飼いで起こりやすい性格変化
社交性が育つ
他犬と暮らすことで「犬同士の関わり」を日常的に学び、他の犬や人に対してもフレンドリーになるケースがあります。特に1頭で臆病だった犬が、仲間を得ることで自信をつけることはよくあります。
競争心や嫉妬が芽生える
おもちゃ、食事、飼い主の視線…。共有するものが増えると「自分のものを守りたい」という気持ちから競争心や嫉妬が強まることもあります。
落ち着きが出る
子犬を迎えると、先住犬が「お兄さん・お姉さん」としての役割を意識し、自然と行動が大人びることがあります。これも多頭飼いならではの良い影響です。
依存傾向が強まる
犬同士の絆が深まり、飼い主不在でも安心して留守番ができるようになる反面、「犬がいないと不安」という新しい依存関係が生まれる場合もあります。
性格変化を左右する要因
犬同士の性格の相性
どちらも活発で主導権を握りたがるタイプだと衝突が多くなりがち。反対に、おっとりした犬と控えめな犬の組み合わせなら自然とバランスが取れるケースが多いです。
飼い主の接し方
新入り犬ばかりかまうと先住犬が拗ねたり嫉妬したりします。逆に先住犬ばかり優先しても、新入りが不安定になりやすい。飼い主の態度が性格変化に直結することを忘れてはいけません。
年齢差
シニア犬と子犬の組み合わせでは、子犬に社会性を教える役割を果たすこともあれば、逆にシニア犬が疲れてイライラしやすくなる場合もあります。年齢バランスは性格変化の大きな要素です。
性格変化にどう向き合うか?
個別の時間を作る
多頭飼いでも「犬+飼い主1対1の時間」を意識的に確保することで、自信と安心感を保てます。
公平に接する
食事や遊び、褒めるタイミングを平等にすることは、嫉妬や不満の芽をつむ大切な工夫です。
変化を悪いと決めつけない
少し神経質になったり、他犬を警戒するようになるのも環境への適応の一つ。問題行動でなければ「その子の個性」として見守る姿勢も必要です。
まとめ
多頭飼いで犬の性格が変わるのは自然なことです。
良い変化もあれば、課題となる変化もあります。大切なのは、
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それぞれの犬の性格を理解する
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飼い主が公平に接する
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個別の時間も大切にする
という基本を押さえながら、安心できる環境を整えることです。
犬を多頭飼いして性格の変化に悩んでいる方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!