「同じように育てたのに…」なぜ差が出るのか?
多頭飼いをしていると、片方は素直で従順なのに、もう一頭はなかなか言うことを聞かないというケースがよくあります。飼い主としては「同じ環境で育てているのに、どうして?」と疑問や不安を感じるでしょう。
実は犬にはそれぞれ個性・学習スピード・欲求レベルがあり、多頭飼いではその差が顕著に現れるのです。
一頭だけ言うことを聞かない犬に見られる特徴
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気が強く、自分で判断したいタイプ
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おもちゃや食べ物などに執着心が強い
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先住犬・後輩犬との力関係を意識している
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飼い主との関わりより犬同士で満足している
こうしたタイプの犬は、コマンドよりも自分の欲求や犬同士の関係を優先してしまう傾向があります。
よくあるNG対応
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「従う犬」と比べて叱る
比較されると信頼関係が崩れ、ますます言うことを聞かなくなります。 -
群れの中に任せてしまう
犬同士で上下関係が決まるのを待つと、攻撃的な行動やケンカに発展することもあります。 -
まとめてしつける
性格や覚え方が違うため、一括でのトレーニングは効果が薄くなります。
改善のための具体的ステップ
1. 個別トレーニングの時間を確保する
多頭飼いでも、一頭ずつ向き合う時間が欠かせません。落ち着いた環境で短時間集中して練習することで、理解度が高まります。
2. 成功体験を小さく積み重ねる
「おすわり」「待て」など、すぐにできる指示から始めて、できた瞬間に褒める。これを繰り返すことで「言うことを聞くと良いことがある」と学習します。
3. ご褒美の魅力度を調整する
フードやおやつの好き嫌い、モチベーションの差によって反応は変わります。特に言うことを聞かない犬には、より魅力的なご褒美(大好物や遊び)を使いましょう。
4. 飼い主の一貫性を保つ
同じコマンド、同じルールを家族全員で守ることが重要です。曖昧さは犬を混乱させ、「この人の言うことは聞かなくていい」と誤学習につながります。
「一頭だけ違う」のは悪いことではない
性格や反応の違いは多頭飼いの魅力でもあります。
大切なのは「従わない=悪い犬」と決めつけず、その子に合ったアプローチをしていくことです。強引に矯正するよりも、「できた!」を積み重ねていく方が、犬も飼い主もストレスなく成長できます。
まとめ
多頭飼いで一頭だけ言うことを聞かないのは珍しくありません。
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犬ごとに性格や学習スピードが違う
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個別トレーニングの時間を持つことが効果的
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成功体験を積ませ、ご褒美を工夫する
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飼い主が一貫性を守ることが重要
これらを意識することで、問題は必ず改善に向かいます。
多頭飼いで一頭だけ言うことを聞かないことでお困りの方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!