多頭飼いで犬同士の病気がうつるのを防ぐために

多頭飼いならではのリスク

犬を複数飼っていると、ひとつの家庭内で病気が広がるリスクはどうしても高くなります。特に、感染症や寄生虫、皮膚トラブルは一頭から他の犬に伝染しやすく、早めの対策が重要です。

よくあるケースとしては、

  • ウイルス感染症(パルボウイルス、ケンネルコフなど)

  • 寄生虫(ノミ、ダニ、回虫、ジアルジアなど)

  • 真菌(皮膚糸状菌症=いわゆるカビの一種)

  • 耳ダニや疥癬など接触で広がる病気

こうした病気は「同じ水入れを使う」「同じ寝床で過ごす」「毛づくろいをし合う」といった行動を通じて広がりやすいのが特徴です。


病気が広がらないための基本対策

1. ワクチン接種を徹底する

パルボウイルス、ジステンパー、ケンネルコフなどは予防接種で防げる可能性が高いため、多頭飼いでは必ず全頭を同じ基準で接種しておくことが大前提です。

2. 体調不良の犬は隔離する

咳や下痢、発疹など異常が見られた場合は、別の部屋やケージで一時的に隔離して、食器や寝具も共有しないようにしましょう。

3. 食器やトイレの分離

水入れや食器は必ず頭数分用意し、洗浄をこまめに行います。トイレシートも犬ごとに管理した方が感染リスクを下げられます。

4. ノミ・ダニ予防を月ごとに

外に散歩に行く犬はノミ・ダニがつきやすく、それを介して感染症が広がることもあります。スポットタイプや飲み薬タイプの予防薬を全頭に使うことが推奨されます。

5. 定期的な健康チェック

多頭飼いでは「誰が最初に症状を出したのか」が分かりにくいので、日々の観察がとても重要です。体重、食欲、便の状態、毛艶などをチェックしましょう。


飼い主が守るべき生活習慣

  • 散歩後は足やお腹を洗う

  • 帰宅後に人間の手洗い・着替えを徹底する

  • グルーミング用品やタオルも犬ごとに分ける

  • 定期的なケージや寝床の消毒

特に都市部やドッグランに通う犬は、外からの感染源を家庭に持ち込むリスクがあるため、衛生管理は徹底した方が安心です。


まとめ

多頭飼いでは犬同士の接触が避けられないため、「予防」こそ最大の対策です。

  • ワクチンと寄生虫予防を全頭で徹底する

  • 食器やトイレを分け、清潔を保つ

  • 体調不良の犬はすぐ隔離する

  • 日常の観察で小さな異変を早く見つける

こうした取り組みが、家庭全体の健康を守ることにつながります。


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訓 練:E0202047
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有効期限  令和8年4月5日