愛犬が吠えすぎてご近所から苦情が来ないか心配…。
「うるさい!」と叱っても全然おさまらない…。
犬の無駄吠えに悩む飼い主さんは多いですよね。特にマンションやアパートに住んでいる場合、犬の吠え声がご近所迷惑になってしまうのではないかと、不安に感じることもあるでしょう。
しかし、犬の無駄吠えには必ず理由があり、適切な対応をすれば必ず改善できます!
今回は、ドッグトレーナー歴15年以上のプロの視点から、「犬が近所迷惑になるほど吠えてしまう理由」と「すぐに実践できるしつけ方法」を詳しく解説します。
犬が吠える理由を理解しよう!近所迷惑の原因とは?
まず、なぜ犬は吠えてしまうのでしょうか?犬は「意味もなく吠える」ことはありません。吠える理由を理解することで、適切なしつけができるようになります。
1. 縄張り意識による警戒吠え
犬は本能的に、自分のテリトリー(家や庭)を守ろうとします。玄関のチャイムや外を歩く人の声に反応して、「ここは私の家だ!近づかないで!」と警告のために吠えているのです。
▶ こんな行動が見られる場合は警戒吠えの可能性が高い
- 玄関のチャイムや物音に反応して吠える
- 窓の外を見ながら通行人に吠える
- 知らない人が近づくと特に吠える
2. 不安やストレスによる吠え
犬は環境の変化や孤独、不安を感じると吠えることがあります。特に、留守番が長い犬はストレスが溜まりやすく、飼い主がいない間に無駄吠えが増えることがあります。
▶ こんな行動が見られる場合はストレス吠えの可能性が高い
- 留守番中にずっと吠えている(隣人からの苦情で気づくことも)
- 飼い主が帰宅すると大興奮して吠える
- 夜になると急に吠え出す
3. 遊びや要求の吠え
犬は「遊んでほしい」「ご飯がほしい」「散歩に行きたい」といった要求を通すために吠えることがあります。飼い主が要求に応えてしまうと、「吠えれば思い通りになる」と学習してしまい、吠え癖がついてしまいます。
▶ こんな行動が見られる場合は要求吠えの可能性が高い
- おもちゃをくわえてきて吠える
- ご飯の時間になると吠える
- 飼い主がテレビを見ている時に「かまって!」と吠える
4. 過去の学習による吠え
過去に「吠えたことで良いことが起きた」経験がある犬は、吠えることで飼い主が反応してくれると学習してしまいます。たとえば、吠えたらおやつをもらえた、抱っこしてもらえたという経験があると、無駄吠えが強化されることがあります。
▶ こんな行動が見られる場合は学習による吠えの可能性が高い
- 吠えた直後に飼い主が反応すると吠え続ける
- 過去に吠えて要求が通った経験がある
近所迷惑にならないための効果的なしつけ方法!
1. 「静かに」のコマンドを教える
犬が吠えた時に、「静かに」のコマンドを覚えさせることで、吠えをコントロールできるようになります。
練習方法
- 犬が吠えたら、落ち着いた声で「静かに」と指示を出す
- 一瞬でも吠えやんだら、ご褒美を与える
- 何度も繰り返し、「静かに」の合図で吠えなくなるようにする
ポイント
- 絶対に大声で叱らない(飼い主の怒鳴り声も犬にとっては吠えと同じ)
- 成功したら必ず褒めることで学習を強化する
2. インターホンや物音に慣れさせる
玄関チャイムや外の物音に吠える犬には、「音に慣れさせる練習」をすることが効果的です。
練習方法
- インターホンの音をスマホなどで録音し、低音量で流す
- 犬が吠えなかったら、おやつを与えて褒める
- 徐々に音量を上げていき、吠えずに落ち着いていられるようにする
この練習を繰り返すことで、犬は「インターホンが鳴っても特に問題ない」と学習し、吠えなくなります。
3. 窓の外が見えないようにする
警戒吠えをする犬は、外の様子が見えるとさらに興奮して吠え続けてしまいます。そのため、窓をカーテンで覆ったり、犬が外を見られないようにするのも有効です。
対策方法
- 窓に目隠しフィルムを貼る
- 吠えやすい場所には犬を近づけないようにする
- 散歩や運動を増やしてストレスを発散させる
4. 要求吠えには無視が一番効果的!
犬が「遊んで!」「おやつちょうだい!」と吠えている場合、飼い主がすぐに反応してしまうと、吠え癖がついてしまいます。
対応方法
- 吠えたら無視する(目を合わせない・声をかけない)
- 静かになったらご褒美を与える
- 「吠えても無駄」と学ばせる
これを繰り返すことで、犬は「吠えても無視されるだけ」と理解し、徐々に吠えなくなります。
まとめ:焦らず根気よくしつけを続けよう!
犬の無駄吠えは、一度で直るものではありません。特に「近所迷惑になるから」と焦ってしまうと、飼い主がイライラし、それが犬に伝わってしまいます。
焦らず、根気よくトレーニングを続けることで、少しずつ改善していきます。
犬の「近所迷惑になる吠え」のしつけでお困りの方は、「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!