愛犬との生活を楽しく快適なものにするためには、適切なしつけが欠かせません。しかし、「どこから始めればいいの?」「これで正しいの?」と悩むことも多いですよね。この記事では、犬のしつけにおける基本と、日常生活で使えるコツをプロのドッグトレーナーの視点から詳しく解説します。
犬のしつけの基本とは?
犬のしつけには、大きく分けて3つの基本的な要素があります。これらを理解し、実践することで、愛犬との信頼関係を深めることができます。
1. 関係性を構築する
トレーニングを進めるにあたり、最も重要なのが関係性(コミュニケーション)です。
コミュニケーションが取れていないと、こちらに見向きもせず意思の疎通がはかれません。
オスワリなどの形に捉われず、気持ちが通じ合う関係を作ることをしてください。
関係構築の実践方法
- 犬にとって楽しい事をする。
- 犬から逃げて追いかけっこをして遊ぶ。
- 手を叩いて音を鳴らし、ポジティブな言葉をかけて撫でたり抱っこをしてスキンシップをはかる。
2. いい時は褒める。悪い時は叱る。
望む事をしてる時は肯定の言葉をかけ、してほしくない行動をしていたら否定的な言葉を使い、こちらが何をして欲しいかを犬に伝える。
正解した時はよく褒めてあげ、正解と望ましくない事の差を伝える。
3. 成功できる方法を常に考える
人が思う通りに自動的に犬は動いてくれません。物事を教えてあげて、初めて出来ることが増えていきます。大事な事は「どう教えたか」ではなく「どう伝わったか」を様子から読み取り、成功できるよう誘導することが大事です。
注意点
- 結果を急がない。
- 失敗しても叱りすぎない。
- 成功したときにしっかり褒める。
よくあるしつけの悩みと解決策
1. トイレのしつけ
悩み
「決まった場所でトイレをしてくれない」「失敗が多い」
解決策
- 成功体験を増やす:トイレ成功時にすぐ褒め、ご褒美を与える。
- 定期的に連れて行く:特に食後や起床後はトイレに誘導する。
- 専用スペースを確保:トイレ用のエリアを明確にする。
2. 吠え癖
悩み
「来客時や外で無駄吠えが多い」
解決策
- 原因を特定する:恐怖、不安、興奮などの原因を見極める。
- 無視を徹底する:無駄吠え中に反応すると悪化することがあります。
- 静かにした瞬間を褒める:吠えるのをやめたらご褒美を与える。
3. 引っ張り癖
悩み
「散歩中にリードを引っ張りすぎる」
解決策
- 止まる習慣をつける:引っ張ったら立ち止まり、リードが緩むのを待つ。
- 適切なハーネスを使う:引っ張り癖を抑えるハーネスを活用する。
- 短い散歩を繰り返す:最初は短時間で練習を重ねる。
しつけを成功させるためのコツ
1. 短時間で集中して行う
犬の集中力には限界があります。1回のトレーニングは5〜10分程度を目安にしましょう。
2. ポジティブな環境を作る
静かでリラックスできる環境を整え、トレーニングに集中できるようにします。
特にトレーニング初期は、自分に集中できる環境下で行って下さい。
3. 適切なタイミングで褒める
良い行動をとった瞬間に褒めることが重要です。タイミングがずれると犬が混乱してしまいます。
しつけに役立つ便利アイテム
トリーツ(おやつ)
トレーニング用の低カロリーおやつを用意しましょう。
クリックトレーナー
クリック音で良い行動を強化できる便利な道具です。
トレーニングパッド
トイレのしつけに最適です。持ち運びができるので旅行時にも便利。
まとめ
犬のしつけは関係性の構築、適時適切な評価、成功できるよう考えて行動することが鍵です。悩みがあっても焦らず、一歩ずつ進めることで愛犬との信頼関係が深まります。家庭の中でのルールを明確にし、適切なしつけを行いましょう。
犬のしつけの仕方でお困りの方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!