犬のリードを使ったしつけのコツ:正しく使えばお散歩もマナーも変わる!

「リードを引っ張って歩いてしまう」
「散歩中に他の犬に飛びかかろうとする」
「公園でリードを外すと戻ってこない」

犬と暮らす中で、「リードをどう使うか」「リードでしつけができるのか」は、多くの飼い主さんがぶつかる課題です。特に愛犬が成長し、力が強くなったり、散歩中の刺激に反応しやすくなると、リードの扱いがしつけに直結してくるようになります。

今回は、ドッグトレーナー歴15年以上の視点から、リードを使った効果的なしつけの方法をお届けします。
単なる道具としてだけでなく、「犬との信頼関係を築くコミュニケーションツール」として、リードを活かす方法を知っておきましょう。


なぜリードでのしつけが大切なのか?

リードは、犬をただ繋ぐためだけのものではありません。
リードを通じて「距離感」「安心感」「タイミング」「コントロール」を伝える手段でもあります。

特にこんなとき、リードの使い方次第で犬の行動が大きく変わります:

  • 散歩中の引っ張り癖

  • 他の犬や人への過剰反応

  • 指示を無視して遠くへ行こうとする

  • 飛びつきや急な方向転換

正しいリード操作は、犬に「落ち着いていれば良いことがある」と伝えるしつけの基本です。


よくあるリードの使い方の失敗

リードをしつけに使おうとする際に、実は逆効果になってしまうこともあります。以下のような例に心当たりはありませんか?

1. 常にピンと張ったリード

リードがずっと張ったままだと、犬は引っ張って歩く癖がつきます。飼い主がリードを引っ張ると、犬は本能的に逆らってさらに前へ行こうとするため、**「綱引き状態」**になりやすくなります。

2. リードを強く引いて叱る

犬が何か悪さをした時に、ガツンとリードを引いて叱ることがありますが、これは犬にとっては不快な刺激。一時的に動きは止まりますが、「痛みや恐怖」で従わせると、長期的には信頼関係が崩れる可能性もあります。

3. フレキシリード(伸縮リード)の乱用

広い場所で自由にさせるのはいいことですが、しつけができていない段階で使うとコントロール不能になり、事故の原因になることも。


正しいリードのしつけ方法とは?

1. 引っ張らない散歩「ヒールウォーク」を教える

「ヒールウォーク」とは、犬が飼い主の左横につき、リードをたるませた状態で歩く散歩スタイルのことです。
これを教えることで、引っ張りや急な飛び出しを防げるようになります。

やり方のポイント:

  1. おやつを手に持ち、犬の鼻先に見せながら歩き出す

  2. 飼い主の左横に犬がいるように誘導する

  3. リードはたるんだままにし、引っ張らないようにする

  4. 良い位置で歩けたら「いい子!」と褒めてご褒美

  5. 引っ張ったらすぐに立ち止まり、犬が戻ってきたら再スタート

最初は数メートルずつでOK。繰り返すうちに犬は「引っ張らなければ進める」と学びます。


2. タイミングの良いリードの合図

リードでしつけをするときは、「強く引く」ではなく、「軽くトン、とリズムを送る」ような使い方が理想的です。
犬が勝手に前に出そうになった時や、他の犬にロックオンしそうな時に**「トン」と短くリードで合図**し、飼い主の方へ意識を戻させます。

これは「リードショック」と呼ばれますが、力任せではなく、タイミングと軽さが命です。


3. 指示語とリードの動きをリンクさせる

犬が「おすわり」「待て」「おいで」などを覚えていても、外では通じにくいことがあります。
そのときこそリードの出番。指示語+リードの合図を一緒に使うと、犬は理解しやすくなります。

例:

  • 「おすわり」と声をかけながら、リードを上に軽く引く

  • 「待て」でリードを短く持ち、動けないことを伝える

  • 「おいで」でリードを軽くたぐって誘導する

繰り返すうちに、言葉と動きがセットで伝わるようになり、コントロール性がぐっと上がります。


4. 犬の気持ちに寄り添うリード操作

しつけといえども、犬の気持ちを無視して無理に従わせるのは逆効果です。
特に怖がりの犬や、保護犬などには優しく、時間をかけて信頼関係を築くリード操作が求められます。

  • 引っ張らず、リードをたるませて安心感を与える

  • 緊張している時は無理に近づけず、その場で一緒に落ち着く

  • 「一緒に歩こうね」という気持ちを込めて歩く


リードのしつけに役立つ道具選び

リードしつけを成功させるには、道具選びも大切です。

  • リードの長さは1.2〜1.5mが理想:短すぎず、コントロールしやすい

  • 持ち手がしっかりしたものを選ぶ:手が痛くならない柔らかい素材が◎

  • ハーネス or 首輪は犬のタイプで選ぶ:引っ張り癖が強い犬には「前に引き戻す力」が働くタイプのハーネスが効果的


まとめ:リードは“しつけのパートナー”

リードはただ犬をつなぐための道具ではなく、
飼い主と犬が意思疎通をし、安心して行動を共にするための“コミュニケーションツール”です。

正しいタイミング、力加減、犬の性格に合った使い方を覚えれば、
しつけの効果はぐっと高まり、散歩ももっと楽しくなりますよ!


犬のしつけで「リードの使い方」にお困りの方は、「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!

>福岡市で出張トレーニング・ペットホテルなら街のドッグトレーナー

福岡市で出張トレーニング・ペットホテルなら街のドッグトレーナー

名 称:街のドッグトレーナー
所在地:福岡市早良区原4-11-17-701
責任者:髙橋 紘二
連絡先:090-8407-2381
動物取扱業 登録番号
訓 練:E0202047
登録年月日 平成28年4月6日
有効期限  令和8年4月5日