犬が子どもを怖がるときの慣らし方

犬が子どもを怖がるのはなぜ?

犬は人間の年齢や動きの違いを敏感に感じ取ります。特に子どもは大人に比べて予測不能な行動をとりやすく、声が大きかったり、急に走ったり触ったりするため、犬が驚いて恐怖心を抱くことがあります。過去に子どもから嫌な経験を受けた犬なら、さらに警戒心が強くなります。


慣らす前に大切な考え方

  • 無理に接触させない
     「慣れさせたい」と思うあまり、無理に触らせたり近づけたりすると逆効果です。

  • 距離を尊重する
     犬が安心できる距離を守り、少しずつ縮めていくことが重要です。

  • 子ども側の理解も必要
     犬の扱い方を子どもに教えることも不可欠。乱暴に触ったり、大声を出したりしないルールを徹底しましょう。


実践ステップ

ステップ1:視覚と音に慣れる

子どもが近くにいる状態で、犬は少し離れた場所から様子を見ます。犬が落ち着いていられたら褒めておやつを与え、子どもの存在=良いことがある、と学習させます。

ステップ2:静かな接触

次の段階では、子どもに静かに座ってもらい、犬から近づいていくのを待ちます。このとき子どもは手を差し出さず、犬が自分から匂いを嗅ぎに来るのを待ちましょう。

ステップ3:短いふれあい

犬が落ち着いている様子なら、子どもに「背中を軽くなでる」程度の触れ合いをさせます。顔や頭上からの接触は怖がりやすいので避けましょう。

ステップ4:遊びを通じて良い印象を作る

ボールを転がすなど、直接触れ合わなくても一緒に楽しく遊べる方法を取り入れると、犬が子どもを「楽しい存在」と認識するようになります。

ステップ5:生活の中で自然に慣らす

いきなり長時間一緒にさせるのではなく、短い時間を積み重ねていくことが大切です。毎日の繰り返しで犬の警戒心は徐々に和らぎます。


飼い主ができるサポート

  • 犬が嫌がるサイン(耳を伏せる、体を硬くする、唸るなど)を見逃さない

  • 子どもに「犬に触るときは大人と一緒」をルール化する

  • 成功体験を積んだらしっかり褒めて自信をつけさせる


まとめ

犬が子どもを怖がるときは、無理をさせず、安心できる距離から少しずつ慣らすことが大切です。子ども側の接し方を工夫しながら、遊びやおやつを通じて「楽しい存在」と結びつけていくことで、徐々に関係は良好になっていきます。


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訓 練:E0202047
登録年月日 平成28年4月6日
有効期限  令和8年4月5日