「噛んでしまったらどうしよう」そんな不安を抱えていませんか?
愛犬が他人に向かって歯を立てる行為は、飼い主にとって最も怖い問題の一つです。特に小学生の子どもがいる家庭や、来客が多い家庭では「万が一噛んでしまったらどうしよう」という不安がつきまといます。
シーズーのような小型犬でも、噛みつきは相手に怪我をさせたり、人間社会で大きなトラブルにつながります。だからこそ、正しい訓練方法で早期に改善していくことが必要不可欠です。
犬が他人を噛む主な原因を知る
恐怖や警戒心
見知らぬ人に触れられたり近づかれたりすると、防衛本能で噛むことがあります。特に社会化が不十分な犬では顕著です。
テリトリー意識
自宅や庭など「自分の縄張り」と感じる場所では、来客や配達員に対して吠えや噛みが出やすくなります。
飼い主との関係性
指示が通らず、自分の意思を優先する犬は、嫌なことを避けるために噛みつきを選びやすいです。
過去の経験
叱られた後に無理やり抱えられた、病院で嫌な思いをした、など特定の状況に結びついた「嫌な記憶」が引き金になることもあります。
訓練の基本方針
1. 噛む前のサインを見逃さない
犬は噛む前に必ず「耳を伏せる」「後ずさる」「唸る」などのシグナルを出しています。これを無視せず、「距離を取る」「声をかける」ことで噛みまで進ませないことが第一歩です。
2. 叱るよりも「望ましい行動を強化」する
噛んだときに大声で叱ると、恐怖やストレスが強まり逆効果になります。大切なのは「人が近づいても落ち着いていられると褒められる」経験を積ませることです。
3. 家族でルールを統一する
父親と母親で指示が違うと、犬は混乱し「誰の言うことも聞かない」状態になりがちです。コマンドの言葉、トーン、対応方法を家族で揃えることが不可欠です。
実践ステップ:噛み行動を減らすための訓練方法
ステップ1:基本コマンドを強化
「おすわり」「待て」「おいで」といった基礎をしっかりと身につけさせましょう。これができると緊張した場面でも犬をコントロールしやすくなります。
ステップ2:距離をコントロールして社会化
来客や知らない人にいきなり触れさせるのではなく、まずは距離を保ちながら存在に慣れさせます。落ち着けたらおやつを与え、少しずつ距離を縮めていきます。
ステップ3:安全な管理
訓練の途中では、リードやハーネスを必ず装着し、制御できる状態で来客対応をしましょう。必要に応じてサークルやケージに入れるのも有効です。
ステップ4:かみそうな場面を「成功体験」に変える
インターホンが鳴ったらすぐにおやつを与えるなど、「他人が来る=いいことが起きる」と学習させるのが鍵です。
父親として取り組みやすいポイント
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散歩のときに「人や他犬とすれ違う練習」を継続する
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家族に指導役を任せきりにせず、自分が主導してルールを実践する
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子どもたちにも「犬に不用意に近づかない」「指示を出すときは落ち着いて声をかける」といった役割を与える
「家族全員で同じやり方を共有する」ことが、噛み行動を防ぐ一番の近道です。
まとめ
犬が他人を噛む行動は、恐怖心やテリトリー意識、過去の経験など複合的な要因によって引き起こされます。
改善するには、
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噛む前のサインを見逃さない
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褒めて強化するしつけを徹底する
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家族全員で対応を統一する
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基本コマンドと社会化を段階的に進める
といった取り組みが必要です。
犬が他人を噛むことでお困りの方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!