犬が車酔いするのはなぜ?
犬の車酔いは、三半規管の未発達や車内での不安・ストレスが原因となることが多いです。特に子犬や車に慣れていない犬では、以下のような症状が見られます。
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よだれが多くなる
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ハアハアと呼吸が荒くなる
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吐き気や嘔吐
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車に乗る前から落ち着きがなくなる
「体質だから仕方ない」と思いがちですが、段階的なトレーニングで克服できるケースは少なくありません。
車酔い防止の基本的な考え方
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少しずつ慣れさせる(段階的トレーニング)
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車=楽しい経験と関連付ける
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快適な環境を整える
この3点を意識すると、犬は「車に乗ると楽しいことがある」と学習し、徐々に車酔いが減っていきます。
トレーニングのステップ
ステップ1:車に近づくことから慣れさせる
最初はエンジンをかけない状態の車に近づき、ドアを開けて犬を車に入れてみます。
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乗ったら褒める
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おやつやお気に入りのおもちゃを与える
→ 「車=安心できる場所」と認識させます。
ステップ2:短時間の停車体験
次は犬を車に乗せ、ドアを閉めて数分過ごすだけ。エンジンはまだかけません。落ち着いて過ごせたら褒めて降ろします。
ステップ3:エンジン音に慣れさせる
エンジンをかけた状態で停車し、振動や音に慣れさせます。このときもリラックスできるように声をかけたり、おやつを与えたりしましょう。
ステップ4:短いドライブ
数分だけ近所を走ります。成功したら必ず楽しい目的地(散歩コースや公園など)に行き、「車に乗るといいことがある」と学習させます。
ステップ5:徐々に距離を延ばす
数分 → 10分 → 30分 と、犬の様子を見ながら走行時間を伸ばしていきます。焦らず、犬が平気でいられる時間を基準に少しずつ慣らすことが重要です。
車内環境の工夫
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窓を少し開けて換気し、酔いの原因になる二酸化炭素や車内のこもった空気を減らす
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後部座席にクレートを設置し、犬が安心できる空間を作る
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食後すぐに乗せない(空腹〜食後1〜2時間が目安)
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滑らないマットを敷くことで体が安定し、酔いにくくなる
注意点
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酔いやすい犬は、無理に長距離ドライブをさせると「車=嫌なもの」と学習して逆効果になります。
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どうしても改善が見られない場合は、動物病院で酔い止め薬を処方してもらう選択肢もあります。
まとめ
犬の車酔いは、
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段階的なトレーニングで「車=楽しい」と学ばせる
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車内環境を快適に整える
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無理をせず少しずつ慣らす
ことで防げるケースが多いです。
犬の車酔い防止トレーニングでお困りの方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!