「ついあげてしまう」その積み重ねが肥満に
愛犬が可愛くおねだりをすると、ついご飯やおやつを追加で与えてしまう…。多くの飼い主が経験する光景です。
しかしこの習慣を続けると、肥満による関節トラブル、糖尿病、心臓病など深刻な健康リスクにつながります。
特に小型犬は体重1kgあたりのカロリー変動が大きいため、少しの食べすぎでも体への負担は大きいのです。
なぜ犬は「おねだり」するのか?
学習の結果
「おねだりすればもらえる」と学習すると、習慣的に繰り返します。これは人間の反応が行動を強化している典型例です。
本能と退屈
犬は食べ物への欲求が強く、本能的に食べられるときに食べようとします。さらに運動不足や退屈さから「食べたい」欲求にすり替わることもあります。
飼い主とのコミュニケーション
おねだり自体が「かまってほしい」のサインであることも多く、食べ物でなくても愛情表現として繰り返している場合があります。
食べ過ぎを防ぐ実践ステップ
1. 食事量を明確に決める
1日のカロリーを計算し、フードの量を量りで計測することから始めましょう。袋の目安量はあくまで基準なので、犬の体重・活動量に合わせて調整します。
2. おやつの位置づけを明確に
おやつは「しつけやトレーニングのご褒美」としてのみ与えるとルールが明確になります。おやつ分のカロリーは必ず食事から差し引くのがポイントです。
3. おねだりに反応しない
「可愛いから」と与えると学習が強化されます。おねだりには反応せず、落ち着いているときに褒める習慣をつけましょう。
4. 代替行動を教える
「おすわり」「マットで待つ」など、別の行動をしたら褒める形に変えると、犬はおねだり以外の方法で満たされることを学びます。
5. 運動と遊びを増やす
散歩や遊びで心身を満たすと、おねだりの回数も減ります。「暇だから食べたい」を減らすことが大切です。
家族全員でルールを統一する
共働き家庭や家族が複数いる場合は、誰かがこっそり与えると努力が水の泡になります。家族会議で「1日のおやつはこれだけ」とルールを決め、共有しましょう。特に子どもにも「与える=愛情」ではなく、「一緒に遊ぶ=愛情」と教えることが大切です。
まとめ
犬の「おねだり」を断れずに食べ過ぎさせてしまうと、肥満や病気のリスクを高めてしまいます。
-
食事量をきちんと管理する
-
おやつはご褒美に限定する
-
おねだりには反応せず、落ち着きを褒める
-
運動や遊びで代替する
-
家族全員でルールを統一する
こうした取り組みで、犬の健康と家族の安心が守られます。
犬の食べ過ぎやおねだりで肥満に悩んでいる方は「街のドッグトレーナー」にお気軽にご相談ください!