愛犬のトイレしつけに悩むあなたへ:成功率をグンと上げる“ちょっとしたコツ”

「何度教えてもトイレを失敗してしまう…」
「ケージの中ではできるのに、出すと失敗してしまう」
「叱りたくないけれど、床掃除に疲れてきた…」

犬を迎えた家庭で、トイレのしつけは最初にぶつかる大きなハードルのひとつです。特に室内で犬を飼うご家庭では、「清潔さ」「におい」「手間」など日常生活に直結するため、できれば早く習得してほしいと願う方が多いのではないでしょうか。

このコラムでは、**15年以上ドッグトレーナーとして現場に立ってきた私の経験から、トイレ成功率を高める“現実的で確実なコツ”**をお伝えします。


なぜトイレのしつけは難しいのか? まずは原因を知る

トイレの失敗には必ず理由があります。焦って矯正するよりも、まずは失敗の背景を見極めることが成功への第一歩です。

よくあるトイレ失敗の原因:

  • トイレの場所が分かりづらい

  • タイミングを見逃している

  • 成功した時に十分に褒められていない

  • トイレ以外の場所に匂いが残っている

  • 飼い主の対応が一貫していない

  • 怒られた経験があり、排泄自体に不安を感じている

特に最後の「怒られた経験」は深刻で、犬が飼い主の見ていない場所で排泄するようになることも。犬にとって排泄は本能的な行動ですが、正しい場所での排泄は「学習」が必要なのです。


トイレ成功率を上げる5つのコツ

1. トイレの位置は「静かで落ち着ける場所」に

人間がトイレに静けさを求めるように、犬も安心できる場所で排泄したいと感じています。
生活動線の真ん中や、人の出入りが多い玄関の近くなどは避け、落ち着ける角のスペースやケージ内に設置するのが理想です。

また、「ペットシーツがズレる」「踏み心地が不快」などの物理的な理由で嫌がることもあります。ペットシーツホルダーを使ってしっかり固定すると、改善されるケースが多いです。


2. 「排泄のタイミング」を観察して予測する

犬はある程度、決まったタイミングで排泄をします。

  • 起床直後

  • 食後10〜30分

  • 水を飲んだあと

  • 興奮したあと

  • 寝起き、遊びのあと

これらのタイミングでトイレに連れて行き、成功したらすぐに褒めることで、「ここで排泄するといいことがある!」と覚えていきます。

特に子犬の場合は、膀胱のコントロールが未熟なので2時間おきの声かけ・誘導が成功率を大きく左右します。


3. 成功した瞬間を“テンション高く”褒める

「あとでご褒美をあげる」のでは遅すぎます。
排泄が終わった“その瞬間”に、声とご褒美でしっかり強化することがポイントです。

例えば:

  • 「いい子だね!トイレできたね!すごいね!」と明るく声をかける

  • 大好きなおやつをすぐに与える(トイレ後だけに限定するのも効果的)

  • ご褒美は“成功したトイレの近くで”与えることで場所の認識も強化できる

これを繰り返すことで、犬はトイレ=楽しい=褒められるとインプットしていきます。


4. 失敗しても叱らない。“無反応”が最も効果的

犬がトイレに失敗したとき、怒鳴ったり、トイレに連れていって鼻を押し付けたりするのは逆効果です。

叱られると犬は、

  • 排泄すること自体が悪いこと

  • 飼い主が見ていると怒られる と学び、隠れて排泄する・我慢してしまうといった問題行動につながります。

失敗したときは無言で片付け、匂いをしっかり消臭スプレーで拭き取るだけでOKです。無反応こそ、失敗を強化しないベストな方法です。


5. トイレ成功率が安定するまでは自由行動を制限する

まだトイレの場所を覚えていない段階で、広い空間を自由に歩かせるのはハードルが高すぎます。

一度でも「ここでしても怒られなかった」という成功体験(?)をしてしまうと、誤った場所を“トイレ”として認識してしまう恐れがあります。

最初はサークル内や、限定されたエリアの中で生活させることから始めましょう。
トイレの成功率が8割を超えるようになってから、少しずつ範囲を広げていくのが理想です。


よくある質問:トイレの悩みQ&A

Q. 外でも家でもトイレができるようにしたいけど、どうすれば?

→基本は「家のトイレでの成功率を安定させてから」。その後、外にトイレシートを持参して、成功体験を作っていくと良いでしょう。屋外でもシートの上でできるように誘導することで、両方対応できる犬になります。

Q. トイレの場所を変えたら失敗するようになった…

→トイレの場所が変わると、犬の認識がリセットされることがあります。以前の成功パターンを一からやり直すつもりで、誘導とご褒美を徹底して再トレーニングしましょう。


まとめ:失敗は“学びのチャンス”。成功体験を積み重ねよう

トイレのしつけは、飼い主の「根気」と「観察力」が問われます。
失敗するたびに落ち込むのではなく、「どうしてうまくいかなかったのか?」を見直し、正しい行動をその都度“強化”していくことが成功への近道です。

一歩ずつでも、成功体験を重ねるごとに、犬との信頼関係は強まり、生活の質もどんどん高まっていきます。


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動物取扱業 登録番号
訓 練:E0202047
登録年月日 平成28年4月6日
有効期限  令和8年4月5日